能登屋備忘録:台湾生活日記

能登屋の日常を淡々と描く作品です。

(雑録)「ブログ連続更新100日記念筆者匿名自己紹介」

 

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高雄の風景

 

①:ご挨拶

 今日で(昨日で)、ブログ連続更新100日を迎えました。これもひとえに自分のおかげです。ありがとうございます。

 毎日なんだかんだ続いていしまっているので、なんとなく辞め時を逸していて、連続更新記念日にこういうことを書くのはなんですが、まあ早晩毎日更新は終わるだろうなあと思っています。とまれ、毎日はやらないにしても、継続は力なりだと実感することが増えました。

 

②:本ブログの目的

 本ブログの当初の目的は、特になかったのですが、更新を重ねるようになる前には「台湾のことを広く皆様に知っていただく」ことでした。

 目論見通り、皆様に台湾のことを知っていただくことができているかは分かりませんが、台湾で現在進行系のニュースのいくつかは皆様にご紹介できたのではないかと思います。

 

notoya.hatenablog.com

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③:台湾から「香港」へも関心を広げ

 一方で、ここ最近増加しているように、香港のニュースも何度か取り上げてきました。原因の一つには、台湾の友人や先生が、香港の現在の状況を深く憂慮し、多くのニュースをシェアしています。下に貼ったのは、台湾中央研究院の呉叡人先生のインタビューです。友人の指導教官です。

digital.asahi.com

 呉叡人先生は、まさしく行動する学者で、台湾の社会運動に強い影響力を持っています。英語、日本語、ドイツ語に堪能、演説は台湾語、中国語でというのでそれだけでも恐ろしいですが、舌鋒も分析も鋭い。先生は、香港の民主化運動を位置づけ、台湾との関連や文脈を述べた上で、日本の中国観に以下のような警鐘を鳴らしています。

 

共産党の革命を高く評価し、東アジア現代史を中国の視点で見ていませんか。台湾もその視点で見ていませんか。『中国の脅威』は右派言論がつくる虚構だと思っていませんか。日本の、特にリベラル派は中国に対する自前の理論、新たな論述を打ち出さなくては。欧州や米国の中国観は変わっています。国際政治とは、難しい現実に直面し、選択を迫られるものなのです

 

 こうした、台湾の色濃い影響の中で、私の日本、中国、東アジア、そして世界を見る目は少しずつ変化をしているようにも思います。

 

notoya.hatenablog.com

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④:私の教育歴と思想背景など

 さて、私は2009年に大学へ入学、社会学を主に学びました。2011年から入ったゼミでは、台湾史を主に専攻、2015年に博士課程へ進学も、2017年に台湾へ留学。現在は台湾の大学院に所属し、研究機関でバイトのようなものをしています。

 

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 これ以上書きますともろに身バレするので、非常にあやふやなのですが、こういった履歴です。私の友人、教員らは、いわゆる「台湾独立」傾向が非常に強い領域に身を置いています。それゆえ、いわゆる「中国統一」派やその言論を批判的に見ていますし、中華人民共和国中国共産党の現下のやり方について、彼らは否定的に見ています。

 こうした場にどっぷり浸かって、議論をしながら、学んでいる。状況としてはこんな感じです。

 

⑤:目下のデータ

 一日の訪問者数は、おおむね100人です。そのうち、約6割がGoogleやYahooから検索で来られます。人気がある記事は、台湾・香港に関連するニュースです。

 少なくとも一次ソース(報道)をお知らせする、場合によって翻訳をしてお知らせするお手伝いができているのではないかと思います。

 残り4割はTwitterから来られます。バイアスがかかっていますが、台湾や交通系の記事が人気です。

 より多くの人に読んでいただけたらと考えていますが、さらなる向上には何が必要か、いまひとつ見極めきれていない気もします。

 さて、駄文が続いて読みにくいブログですが、今後とも宜しくお願いします。