能登屋備忘録:台湾生活日記

能登屋の日常を淡々と描く作品です。

(台湾コロナ事情)「台湾国内感染者312例。一週間連続で100人超もロックダウンの即時実行はなし」

 さきほど衛生福利部中央流行疫情指揮中心が記者会見を開き、2021年5月21日に感染が確認された新型コロナウイルスの国内感染者は312例(前日比+26)となりました。7日連続での感染者100名確認、6日連続で国内感染者が200名を越えました。

 

 

  指揮中心によりますと、感染者の居住地は、新北市144例(板橋区37例)、台北市127例(萬華区60例)、桃園市13例、基隆市9例、彰化県台中市各5例、高雄市4例、宜蘭県2例、屏東県南投県雲林県各1例となっており、このうち感染源が明らかになっているものは、萬華地域関係107例、茶藝館関係73例、ライオンズクラブ関係6例、露天販売商関係5例、そのほか感染源との関連性が判明している例は24例となっております。いまのところ関連性が不明なのが72例、調査中25例となっています*1

 屏東、南投などこれまで出てこなかった地域での感染も確認されました。これまでに感染者が確認されていない地域は、花蓮県台東県嘉義市嘉義県の4箇所です*2

 衛生福利部部長の陳時中は、いまのところ即時の防疫レベル引上げ(4級=ロックダウン)の可能性を否定しました*3。その理由として、いまのところ、感染源が不明な感染者数が想定内に収まっていることを挙げています。

 また、台中市は明日から6月8日まで市内のレストランに対して、店内での飲食を禁じる(持ち帰りのみ可)ことを発表しました*4