能登屋備忘録:台湾生活日記

能登屋の日常を淡々と描く作品です。

(台湾コロナ事情)「台湾国内感染者286例。6日連続で100人超」

 さきほど衛生福利部中央流行疫情指揮中心(CDC)が記者会見を開き、2021年5月20日に感染が確認された新型コロナウイルスの国内感染者は286例(前日比+21)となりました。6日連続での感染者100名確認、5日連続で国内感染者が200名を越えました。また1名の死亡が確認されました。

  指揮中心によりますと、感染者の居住地は、新北市157例(以中和区40例)、台北市87例(萬華区40例)、桃園市17例、宜蘭県8例、彰化県6例、基隆市5例、高雄市台中市各2例、新竹市雲林県各1例となっており、このうち感染源が明らかになっているものは、萬華地域関係84例、茶藝館関係60例、ライオンズクラブ関係7例、露天販売商関係4例、宜蘭ゲームセンター関係2例となっております。いまのところ関連性が不明なのが63例、その他感染源不明は38例、調査中28例となっています。

 台北市の柯文哲市長は、18日の会見で陽性率が11%から4.7%に減少したと発表し*1、昨日の会見でも5.1%と発表しています*2。柯市長は、活動制限に効果があったと見解を示した上で、退職した医療スタッフを検疫所に徴用する方針を示しました。陽性率3%以内に収めれば、域内の感染拡大を抑えられるとしています*3

 ここ数日、台湾大学医学部附属病院、台北栄民総合病院*4台北医大附属病院、亜東病院など大規模な病院で、医療スタッフの感染が確認されたほか*5台北捷運の社員なども感染が確認され、軍も動員しての大規模な消毒が各地で行われるようになっています。