（台湾コロナ事情）「台湾国内感染者240例。4日連続で100人超」
さきほど衛生福利部中央流行指揮中心（CDC）が記者会見を開き、2021年5月18日に感染が確認された新型コロナウイルスの国内感染者は240例（前日比-93）となりました。3日連続で国内感染者が200名を越えましたが、連日で過去最高となる自体は避けられました。また2例の死者が確認されています。
感染者の居住地は、新北市106例(うち中和区33例)、台北市102例(うち萬華区48例)、桃園市12例、彰化県10例、基隆市及高雄市各3例、新竹県2例、新竹市及雲林県各1例となりました。雲林県は珍しいですね。このうち、感染源が判明しているのは、茶藝館関係88例、萬華関係67例、ライオンズクラブ関係2例、宗教活動関係2例、宜蘭ゲームセンター関係1例です。クラスターとの関係が明らかになっていない例が51例、調査中29例となっています。徐々においきれなくなっているようにも見え、注意が必要です*1。
なお教育部は、今日付で明日から台湾国内すべての学校について、自宅での学習に切り替えると発表しました*2。すでに台北市、新北市の学校では自宅学習が決まっていました。
各地での検査増に対応すべく、耳鼻咽喉科の医師が、各地での検査に従事することが発表されました。今後も洗い出しが続き、100例超が継続すると思われます*3。
