(台湾コロナ事情)「台湾国内感染者過去最高の333例」
さきほど衛生福利部中央流行指揮中心(CDC)が記者会見を開き、2021年5月17日に感染が確認された新型コロナウイルスの国内感染者は過去最高の333例(前日比+127)となりました。
感染者の居住地は、台北市158例(萬華区89例)、新北市148例(板橋区41例)、桃園市10例,基隆市6例、彰化県5例、臺中市及宜蘭県各2例、新竹及苗栗県各1例となり、双北を中心に中部まで広がりました。このうち、感染源が明らかになっているものは、茶藝館 関係155例、萬華地域関係86例、南部宗教活動関係6例、ライオンズクラブ関係5例、宜蘭ゲームセンター関連3例,調査中38例、クラスタとの関連不明者は40例となってます*1。昨日も述べましたように、しばらくはこの傾向が続くと思われます。
これにともない、台北・新北市では、高等学校以下がすべて5月28日までの二週間、休校となることが発表されました。日本と同じく、出勤停止命令が出ていませんので、家族は子供の世話をどうするのか考えなければならないという問題が発生すると見られます*2。