能登屋備忘録:台湾生活日記

能登屋の日常を淡々と描く作品です。

北陸新幹線の開業

 4月になりました。私はあまり身分は変わらず。いっこ「階級」は進んだのですが、変化は乏しい状況です。さて今日は「北陸新幹線」のお話を。

 

 

 2015年3月のダイヤ改正は、ここ数年で最も大規模な改正だったのではないでしょうか。主なポイントとして、①北陸新幹線金沢開業(とそれに伴う北陸本線信越本線第3セクター移管)、②上野東京ライン開業(東海道本線東北本線高崎線常磐線直通運転開始)があげられます。

 さて、北陸新幹線金沢開業にともなって、東京~富山が約2時間、金沢までが約2時間半と1時間から1時間半程度の縮減を見たわけで、北陸地方の人びとにとって悲願であった新幹線の開業は慶事といえるでしょう(転換三セク問題はまた大きな問題ですが)。この北陸新幹線の開業について、開業日にちゃっかり伺ったのでその様子をご報告させていただきます。

 

◯姫路~新快速~大阪~サンダーバード9号金沢行~金沢

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姫路市の実家へ帰省していましたのでまずは金沢を目指します。大阪駅の表示はご覧のとおり。富山(金沢のりかえ 北陸新幹線)へと変更されています。

3月半ばの連休ということで指定席は満席。自由席も京都であらかた埋まって一路北陸へ。「サンダーバード」もふくめた北陸特急は特急「はくたか」の廃止、特急「ダイナスター」「能登かがり火」号の設定に伴い、大きな転換が行われました。画像ではまったくわかりませんが、サンダーバードも編成全体が反転し、金沢方にグリーン車がつくようになりました。乗車したのは幸か不幸か683系4000番代。乗り心地は上々であっという間に金沢へ(先日の記事に記したとおり、北陸本線は2週間ぶり)。

金沢駅で「あいの風とやま鉄道」の521系に遭遇。それにしてもこの社名は…。

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金沢駅は文字通りお祭り騒ぎ。はなやかな和服の女性がそこここで場を盛り上げていました。記念入場券やらなんやら長蛇の列でごった返しておりました…。

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開業日にわざわざ北陸新幹線に乗車しにやってきたのは、当日にサークルの先輩が金沢~長野間の乗車を以てJR全線を「完乗」し、その長野駅までの行程に同乗するためでした。その先輩と合流してお食事を。そこで突っ込みどころのあるプレースマット。E2なのはまあいいとして、なぜかJ編成…。

 

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さて気を取り直して金沢駅へ戻ります。人が多くてあまり写真が撮れませんでしたが…。

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乗車したのはかがやき528号。金沢を出ると、富山・長野・大宮・上野・東京の速達便です。指定席に乗車しましたが、静粛性やすわり心地とも現行の新幹線車両の中ではピカイチでした。シートごとにコンセントがあるのもすばらしいですね。

山側だったので、車窓は立山をはじめとする山容がそびえていました。

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わずか1時間ほどで長野へ。

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 長野では出迎えた諸先後輩とともに先輩の完乗をお祝いいたしました。今年(2015年)卒業する後輩も全員参加ししたたかに召してから私は大阪へ向かう夜行バスに飲み込まれました。そのあたりの話は後日。

 

とっちらかってしまいましたがまた北陸新幹線の話はかくと思います…。ではでは~