能登屋備忘録:台湾生活日記

能登屋の日常を淡々と描く作品です。

(ヨーロッパ)「イギリス飯、その悩ましきもの」

 イギリスの食事にまつわるジョーク。「「イギリスの飯はまずいと」多くの人は言う。ならば問うが「君は本当にイギリスで飯を食ったのかね?私は食べたから言うが、あれはマズい」」。またこういうジョークもある、「イギリスは飯がまずいからこそ世界へ漕ぎ出し、大帝国を築けたのだ」と。

 

①:割といけたもの

 なるほど、つまり、マズいんですね?私は2018年にイギリスへ行きましたが(とはいえわずか2日ちょっと)、確か4勝(二日目昼食、二日目夕食、三日目朝食、昼食)4敗(一日目軽食、夕食、二日目朝食、三日目夕食)。まずまずの勝率では有りませんか?

 美味しかったものをご紹介します。写真入りで。

 パブで食べた、なんらかのパイ(臓物入り?)とチーズマカロニは美味しかった。パブは場所によるのでしょうが、まあまあ美味しいのではないかと思います。その分少し値段は張ると思いますが、まあまあ死ぬよりマシでしょう。

 それでも、あまりお野菜は新しくない気がします。ひょっとしたら輸入物でしょうか。

 サンドイッチも許容範囲で、エスニック風味なものも、こういうものだと思えば許容できると思います。基本的に、ソースやドレッシングに対する味覚が、日本人のそれと西洋人のそれでは少し違う気がするのです。醤油の国の王子は、塩と酢の国ではいささかものたりぬ用に感じるのは致し方ない。

 あと、お酒は美味しい。旅に出ると飲んでばかりいます。

 

 

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②:まあまあアレだったもの。

 全般的に油がよろしくない気がします。一日目は夜に著名なフィッシュ・アンド・チップスのお店へ行きました。接客がこなれていて大変素晴らしく、「Hey Guys!」と姉ちゃんが我々に話しかけてきたのはちょっとした感動でしたが、油でギトギトして衣と身が分離しつつ有るタラは勘弁でした。このときの私の写真があるのですが、この旅行で一番つらそうな顔をしていました。

 翌日のクソみたいなホテルのクソみたいな朝食がこれもアレでした。白眉はダンボールを丸めたような味がするソーセージ、スリッパのようなトースト。甘酸っぱい豆。お手上げです。さようならイングランド

 ロンドンはいまいちでしたが、スコットランドはそれなりに美味しく頂いたし、パブもまあまあでした。勝率も半々なのですから、あまりイギリスをメシマズの国といいつのるのも良くはない、気がしますが、お食事はやはりアジアのほうが口にあう気がします…。。。

 

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ヨーク鉄道博物館に展示されている鱒の寿し