(雑録)「台湾地域研究と修学旅行」
近年、台湾へ修学旅行へ赴く中高等学校が増加しているらしい。かつては韓国が海外としては人気がありましたが、昨今の日韓関係の悪化により、台湾が人気を集めているとか。
しかし、台湾で必ずしも彼らが「学び」をうまく得られるとは限らないわけで、彼らの学びをアシストすることが求められているそうです。
そうしたなかで、日本の台湾研究者が、こうした修学旅行で台湾へ赴く学校、教員を支援しようという動きが広がりつつあります。それがこのSNET台湾で、日本台湾学会の理事らが主体となって、高校生への事前学習などを企画、プランニングしていくそうです。
これに向けたモデルプランなどを紹介する企画が、早稲田大学で開かれています。かなりマニアックな企画ですが、知人の先生から是非とも拡散を!とプッシュされましたので皆さまにお知らせいたします。
「台湾地域研究と修学旅行」連続公開講座
場所:早稲田大学3号館305号室
第1回 2019年10月25日(金) 18:20-20:20(終了)
連続公開講座開催にあたって 若林正丈(早稲田大学)
SNET台湾の一年 赤松美和子(大妻女子大学)
台湾修学旅行の現状と課題ー旅行大手五社の聞き取りから― 山﨑直也(帝京大学)
ケーススタディ① 建築から台湾修学旅行をデザインする 上水流久彦(県立広島大学)
第2回 2019年11月22日(金) 18:20-20:20
ケーススタディ② 高校教師の経験から台湾修学旅行をデザインする 河原功(台湾協会)
ケーススタディ③ 「八田與一」から台湾修学旅行をデザインする 胎中千鶴(目白大学)
第3回 2019年12月20日(金) 18:20-20:20
ケーススタディ④ ダイバーシティ教育の視点から台湾修学旅行をデザインする 橋本恭子(日本社会事業大学)
ケーススタディ⑤ 国立台湾歴史博物館から台湾修学旅行をデザインする 洪郁如(一橋大学)
台湾のテレビでも取り上げられたようです