能登屋備忘録:台湾生活日記

能登屋の日常を淡々と描く作品です。

(台湾ニュース)【速報】「南方澳大橋破断によりけが人多数」

 蘇澳の南、漁村である南方澳に港を横断するようにかけられていた「南方澳跨港大橋」が今日(2019年10月1日)午前突如破断し、橋を通行していたタンクローリーの運転手や橋の下を通行していた漁船3隻の漁師などが重軽傷を負い病院へ搬送されたとのことです*1

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 橋は1998年に完成、長さ140mの鉄骨アーチ式吊橋で*2、橋台に近い上部構造の根本が2つに別れている珍しい工法を採用しており、同様の工法を採用した橋梁はアジア唯一、世界に採用例が二例しかないとされています*3。下のリンクから写真をご覧いただければわかりますが、その分かれている部分が折れているように見えます。また、動画を見ますと、先に道路面が崩落してから上部構造が落下したようにも見えます。

 ひとまず、受傷者の快復をお祈りします。

→2019年10月2日追記:5名が遺体で見つかり、1名と連絡が取れなくなっています。遺体で見つかったのは、インドネシア・フィリピン国籍の漁師で、タンクローリーの運転手も渋滞となっています。

→この橋は2017年から18年にかけて補修工事を行っていました

 

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