(台湾観光)「トロッコ乗れるぞ!新平溪炭鉱博物館」
今回は観光スポットのご紹介です
十份といえば、このような「天燈」ランタンを上げる街として有名で、いまや本当に大変多くの観光客がここに来てランタンを飛ばしています。十份はほかにも滝があり、自然あふれる散策を楽しむことができます。
しかして、このブログをご覧になっている諸兄の多くは、オタク。そして鉄道のオタクです。そうした諸兄に推薦したいのが、「新平溪炭鉱博物館」です。おおむね旧炭鉱跡を博物館とした施設で、炭鉱の歴史や工法、生活などについて学ぶことができます。入場料は200元。
なんですが、ここの博物館はそういう平凡な博物館ではありません。以下の写真を御覧ください。
そう、かつて石炭の輸送に使われたトロッコに乗車することができます。かつてはおそらく架線給電のトロッコだったと思いますが、現在運行されているのはかつて坑道内での輸送を担ったバッテリーカーです。
残念ながらこの鉱山は戦後の開発で、戦前日本時代の遺構というわけではないのですが、未だにこのニチユ製のトロッコが乗客を乗せ運んでくれます。その様子はちょっと写真では伝わりにくいのですが、メルヘンチック。時期によって違いますが、初夏がおすすめ。新緑の森の中をトロッコにゴトゴト揺られていくのはなんとも爽快な気分になりますよ。
<地点>
<アクセス>
・十分駅から徒歩30分→タクシーが便利ですが、十分駅横から歩けなくはないです
黒い線のところは概ね上りになっています。赤い線はほぼ平坦で、ここをトロッコが走っています。