能登屋備忘録:台湾生活日記

能登屋の日常を淡々と描く作品です。

重慶にて(ちんぶら重慶編余禄)

こんにちは、のとやです。

新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。新年といいつつもう半月過ぎていまして、月日の経つのは速いというかヤバいですよね。

さて、突然ですが、今中国は重慶におります。重慶四川省に位置し、人口3000万面積北海道とほぼ同じという都市というか都市圏なのですが、中国最大の直轄市です。

ご存知のように、中国当局は厳しいインターネット検閲政策を採用し、Google傘下の諸サービス、Twitter、FB、LINE、IGなど日本においてよく利用される各種アプリケーションが利用できません。Google Chromeでさえろくすっぽ開けないので、正直これをどうにかしなければお手元の携帯がほぼ文鎮になってしまいます。たしかに、VPNという方法もありますが、私はうまくいきませんでした。後ほど説明しますが、この方法は香港経由で解決します。

というわけで、私はメイン端末がどうにも出来ていないので、空港のWiFiとか使えなくて割と暇なんです。チェックイン待ちの行列中にアクセスできたはてなブログのアプリでこれ書いてます。

 

f:id:noto92:20190115155948j:image

 

さて、結論から言うと重慶は面白い街です。街の中を長江と嘉陵江という河川が横切り、山がちな土地柄でお世辞にも開けた場所ではありませんが、へばりつくように高層マンションが立ち並び、網目のように軌道交通や高速道路が立ち並ぶ街並みは大阪と神戸を足して10倍にしたような雰囲気があります。

 

f:id:noto92:20190115160217j:image

f:id:noto92:20190115160235j:image

 

ただ、重慶は天気が悪いことで知られ、日中はほとんど霞んで何も見えません。

f:id:noto92:20190115160330j:image

なので、見所はやはり夜。中国式社会主義、すなわち社会主義市場経済が実現した巨大な開発は、重慶を谷がち山がちな地方都市から魅力溢れる大都市へと変貌させました。

 

とはいえ、またその高層ビルの足下では人々が小面を啜り肉を焼き物を売り痰を吐いています。こうしたダイナミックな二面性こそ中国の魅力でしょうか。

 

さて、この4泊にわたる中国旅行の模様と騒動をこれからご紹介していきたいと思います。