能登屋備忘録:台湾生活日記

能登屋の日常を淡々と描く作品です。

借金を返した話。

2日連続で記事を書くなんてよほど暇なんだなという感じですが、まあいいじゃないですか。正確には、数カ月ぶりに自分のブログを読んで、前回記事の決着をつけていないことに気がついたためです。

前回記事↓

notoya.hatenablog.com

 

うだうだと書いていますが、ようは「事前通告無く模型を送りつけられる(請求書付き)」のは恐いねというお話でした。で、この経過によって私は都合24千円の借金を抱えました(ようは先日の模型を「返品」せず購入するぞ」という意志を持って立ち向かったということです。「購入」は双方合意の上です。誤解なきよう)。この「返済」について今回は書いていきます。以下のうごきはおおよそ4月から5月頃のものです。

 ①:借金返済方法を考える

 借金を返すにはどうしたらいいのでしょうか。アディーレ法律事務所に相談すればいいんでしょうか。あ、でもまだ払ってないからダメか。間違いなく物品としては24千円かそれ以上の金額で販売されている商品を購入したわけですので、相応の金品をお支払いする必要があります。しかし、販売主である越後屋氏は「現金でなくて良い」という趣旨の発言をしていましたし、「挑戦を待つ」というニュアンスも漂わせていました。ので、売っていただいからには買わねばなるまいということになりました。が、私一人では力不足です。諸々、そこで有識者会議を招集し、対応にあたりました。以下はそのメンバーです(巻き込まれ順、敬称略)。

②:借金返済方法の決定

 模型を送られてきたので模型を送り返すべきではという意見がありましたので、現金ではなく模型での返却を行うことといたしました。その際に、いくつか検討がなされましたが、尾張屋・相模屋などから「大きいのを送ってやろう」という提案があり、優秀な探偵である相模屋に調査を依頼し、以下の様な回答を得ました。

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 で、以下の様な物品を調達しました。わかりづらいかもしれませんが、これはHOです。候補はいくつかありましたが、ほかにキハ52大糸線などが有力視されていました*1

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 これでひとまず「借金」を返済することは出来そうです(4両で3万円ぐらいの商品でした。NとHOの価格が殆ど変わらないなんて恐怖…)。とはいえ、ただ普通にこれを配送して返済とするのは業腹です。今後能登屋にちょっかいをかけるとロクなことにならないことを学んでいただきたいと思います。

 

③:永遠平和のために(しいたけ原木の調達と発送)

 さきほどの有識者会議のメンバーには、前回の騒動を引き起こした「歩く低気圧」こと「歩く御座候」越後屋氏をよく知る北加賀屋氏が含まれていました*2北加賀屋氏によりますと、越後屋は菌類、とくにしいたけにつきネガティブなイメージをお持ちのようです。そこで、返礼品としてしいたけ関連商品を贈呈することとしました。また、しいたけつながりという無茶苦茶なフリにより備前屋(別称:笹松しいたけ氏)を招集しました。

 いろいろ候補が上がりましたが、最終的にはしいたけの「原木」といたしました。下に写真を示しましたが、手前からN・HOゲージ、そして「原木」です。全長45cmと「原木」界では小兵ですがこれだけの存在感。

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 これだけでも十分にはた迷惑ですが、さらにもうひとエッセンス加えることとしました。せっかく笹松しいたけ氏を招集したのですから、氏にちなんだエッセンスが欲しいじゃないですか。そう、スクール水着です。氏に情報提供を依頼した所、ちょうど手許に余っているからとすぐに送っていただき、以下のような姿で「原木」は越後屋の下へ輿入れすることとなりました。

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 開けた瞬間ギクリとするような気もしますが。この姿で包装、有識者会議のメンバー各氏に血判状を添えていただき*3、HOキハ58とともに越後屋の元へ。

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 かくして私の越後屋への借金返済は完了したのでした。

 とはいえ、この一連の騒動はこの後も続くなんやらかんやらの一幕に過ぎなかったのでした。

 

④:その後

 タイミングをあらかじめ見計らったのですが(北加賀屋発案)、越後屋がヨーロッパへ旅行へでかけている間に、彼が当時居住していた社員寮へ配送されるよう手配しました。無事に管理人さんの手によって彼の居室の前にこの「原木」とHOが入った巨大な箱が鎮座し、越後屋の帰還を静かに待ち受けていることになりました。

 幾日かぶりに埴生の宿へと帰還した越後屋はその巨大な「スク水を着た悪魔」の姿に打ちのめされ、その模様をSNS上で観察していた有識者会議のメンバーは笑いながら祝杯を上げました。

 めでたしめでたし

 

※一部表現を修正しました

 

*1:長期在庫切れかつ中古市場にもなし

*2:今回、北加賀屋氏には、越後屋の弱点につき情報提供をいただき、有効な対策について助言を賜りました。記して感謝申し述べます

*3:一部メンバーです