能登屋備忘録:台湾生活日記

能登屋の日常を淡々と描く作品です。

(台湾日常生活)「永盛帆布行の帆布かばん」

 6月に台南へ行きまして(この模様はそのうちお送りします。近代建築満載でしたが、時間が足らなかったので外観のみです)、たまたま見かけたカバン店(帆布店)が良さげだったのでかばんを買いました。後で聞いたら結構有名なお店だったようです。本当に適当な感じで買ったので特に店先の写真などを撮影していなかったのが悔やまれますが、お店というより「工房」のような場所のすみにショーケースがあり、そこで買えるという感じでした。

 

 

 台南には他にも著名なカバン屋があり、他二店は「合成帆布」、「廣富號」といいます。それぞれに雰囲気が違う商品展開をしているようで、永盛帆布は最もシンプルよりなお店のようです。機会がありましたらまた他の二店も訪問してみたいところです*1

 帆布、いっときは日本でも一澤帆布が流行ったときに大変にブームになったように記憶しています(一澤帆布、お家騒動でややこしいことになったなという印象でしたが、最近はどうなったでしょうか)。帆布というだけに、綿や麻のがっしりとした布で作られる頑丈なかばんというイメージですが、基本的にシンプルで懐かしい感じもあり、個人的にも好ましく見ております。

 私が買ったのはショルダーバッグ。横の長さが約28cm、縦は約20cm。B5 ノートが入るサイズぐらいです。値段が確か600元(約2100円)。なかなかに使い勝手が良いです。個人的にはもう少し大きいサイズがほしいのですが、この店のかばんはカラーバリエーションが少なく、もうひとサイズ大きなバッグはあまり好みの色ではなかったのでやめました。ただ定期的にバリエーションは変わっているようです。

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 しっかりとできているので自立します。なかにはジッパーつきのポケット。外側にもポケットがあり、スマホやペンを刺しておけます。

 

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 リーズナブルながら使い勝手もよく、また「台湾土産」とも違った土着の雰囲気が楽しめるものですので、台南へお越しの際は覗いてみてはいかがでしょうか。

 

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 同行したみなてつ(id:iysy5030)は小ぶりの手提げかばんを買いました。ボタンがオリジナルです。

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<地点>

台南市中西區中正路12號

台南駅からバスで「林百貨(忠義路)」下車徒歩3分。旧台南州庁にほど近い場所です。

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*1:廣富號は台北にも支店があります。誠品生活松菸店内。廣富號は一番オシャレかつ高めのラインナップが特徴なので、誠品にも店舗があっても不思議ではなさそうです